SURVIVE!
日清カップヌードルのテレビCMがおもしろい。
ある日突然、社内公用語が英語になってしまったという会社で、英語ができない日本人サラリーマンたちが必死に外国人上司に英語で話しかけようとしているシーンを、明治維新における官軍vs幕府軍の争いのように誇張して表現している。日本人の語学コンプレックス、英語コンプレックスを余すところなく描写していて、観ていて胸が痛くなるのはわたしだけではないだろう。実に、よくできている。
(日本サラリーマン達) :WATO IZU YUA NEIMU? (What is your name?) (外国人上司) :Perdon? (日本人) :通じてません! (他の日本人) :傷つくわ~…
カップヌードルのCMは昔から面白いのがおおいのだが、今回は特に心に響いた。穿った見方をすれば、昨今のグローバル狂想曲に対する皮肉とも読めるが、そう難しく考えず、この困難な時代に対峙する若者にむけた素直な応援ととらえたほうがいいかもしれない。がんばって英語を勉強しよう。
他に30秒バージョンや15秒バージョンがあるらしいので、興味をもたれた方は公式ページで確認されてはいかがだろう。わたしは30秒バージョンがすっきりまとまっていて、スピード感もあってよいと思う。引き続き、日清にはこういう面白いCMを作り続けて欲しいものだ。