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ブラック企業の見分け方

ブラックが嫌な人が、ワタミやユニクロに入るのはアホ - 常夏島日記

 

色々示唆に富む内容。

 

ブラック企業の見分け方はやっぱりこれが決定版ですね。

 

日本最大のブラック就職先を知る私が教える、本当のブラック企業の見分け方 - 常夏島日記

 

1.社員の平均年齢が若い。平均勤続年数が短い。

2.同業他社に比べて、正社員比率が低い

3.退職金制度がない

4.時間外労働に対する支払いがない/弱い

5.社員募集のアピールに「若くても責任ある仕事」、「実力主義」、「独立・起業のチャンス」が謳われている

(番外)労働組合が存在しない

 

わたしもまさにそのままずばりの「ブラック企業」に勤めていたことがあるので、実感としても頷ける。この指標群は外部から客観的に観測可能な指標として非常にすぐれている。もちろん、成長過程にあるスタートアップなどは必ずしも当てはまらない可能性もあるので、必ずしもこれは十分条件ではないが、ブラック企業はまずまちがいなくこの条件どおりである。いわゆる必要条件というやつである。これが4~5つ当てはまる企業はまず例外なくブラック企業であろう。なかでも離職率は、常夏島日記さんもおっしゃっているように相当決定的な指標であろう。

 

名前が売れている一流企業というのは概ねホワイトである。「激務ホワイト」という名前があるようだが、たとえば三菱商事とか、丸紅とか、花王とか、電通とか、そういう超一流企業は激務である一方、相当市場価値のある職能を得ることができるし、報酬もすごい。こういう会社は誰もがホワイトだと知っているから、狭き門になる。

 

とはいえ、平均勤続年数20年とか30年とかというのは、逆にヤバイこともあるから難しい。といってもそういう企業は労働強度が低いので仕事は楽だし休みも取りやすいだろう。だからこそ、まったりしすぎて会社ごと沈むネガティブリスクがあり、老人だらけで上が詰まっていて給与が上がらないというダウンサイドがある。そういう意味で日本において企業の雰囲気というのは勤続年数(離職率)でみるのが決定的だと思う。