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朝日新聞社に関する愚考

朝日新聞がまた「炎上」させる慰安婦問題 - 池田信夫blog

 

最近はインターネットのおかげで、ようやく朝日新聞社が旧左翼の機関紙であることが世の中にも知れてきて慶賀の至りだが、この期に及んでまだ恥知らずなことをしているようである。もはや開き直りもここまで来ると清清しいとすらいえる。

 

朝日新聞は周知の通り、戦時中は戦争を煽り日本を破滅に追いやった張本人であり、戦後は北朝鮮や中国、韓国といった隣国に対して偏見を植え付け、戦前戦中戦後を通し一貫して日本の国益を損ねてきた売国新聞社である。わたしは「マスゴミ」というレッテル貼りを好まないが、もし、本当にマスゴミというものがあるならこの新聞社以外にはあり得ないだろう。フジテレビやTBSなども反日といわれるが、朝日に比べれば子供のようなものだ。何せ、こちらは戦前から一世紀近く国益を損ね続けているのだから、格が違う。おまけに彼らは確信犯であり、自らの宗教的信念に基づいて日本の国益を損ねているのだから、これはもうなんと評してよいかわからない集団だ。

 

近年の韓国や中国に対するヘイトスピーチや右傾化と言われる現象も、わたしは朝日新聞や岩波、共同通信といった旧左翼系の言論があまりにも偽善にまみれ、信義に欠けるものだったために、その反動として、ネットを中心に一部の過激な言論が暴走しているのではないかと見ている。かつて2002年に日韓ワールドカップが開催されたときも、韓国の「真実」が明らかにされるに当たって、これまでマスコミによって一方的な報道をされていたことにショックを受けた若者が次々と「嫌韓」化する現象が見られた。今回もそれに近いものではないだろうか。韓国や中国を憎む人たちは、憎しみの対象が間違っているとさえ思う。韓国の言論も異常だが、朝日新聞をはじめとする反日メディアもそれと同じか、それ以上の重罪であろう。

 

とくにこの「従軍慰安婦」問題は現在では虚報中の虚報ということが明らかになっており、メディアリテラシというものを考える上ではエポック的な出来事であった。まさか、存在しない「国際犯罪」を、他国も巻き込んで「捏造」して日本の国益をわざわざ失墜させる(そのかいあって、国際的には既成事実となってしまっている)というのは、誰も予想しなかったであろう。これは普通の日本人の感覚からみると異常だが、ある種の宗教的信念に凝り固まっている人からすれば勝利ともいえる。彼らが報道というものをどういう風に考えているのかがよくわかる事件であった。彼らはジャーナリズムではなく、彼らの宗教的正義を実現するために日々ペンを握っているのであろう。

 

とはいえ、わたしは朝日新聞を断罪するだけでは片手落ちであるようにも思う。朝日新聞的なエートスは、日本人がなんとなく支持する考え方でもあり、そういう意味では消極的には誰もが朝日新聞の支持者であるといっていいかもしれない。朝日の言説が本当にだれからも支持されなければ、ここまで勢力を伸ばすことはなかったはずだし、「日本の良心」などと言われることもなかっただろう。そういう意味で、朝日の言論は日本の縮図であるようにも思う。かつて、先の大戦を求めたのも国民であり、朝日や毎日が提灯記事や戦意高揚記事を書いたのも、国民がそれを求めたからというのは厳然とした事実だ。そして今も、その状況は同じであろう。